会計帳票の出力
日々の会計データから、経営状況の把握や決算報告に不可欠な各種会計帳票を出力します。 すべての帳票は、メインメニューの「帳票」セクションからアクセスできます。

出力形式と操作
出力形式は、画面での確認のほか、PDFファイルとしてダウンロードすることも可能です。 いずれもA4サイズで出力することが想定されています。
- 画面表示 (HTML5): Webブラウザで直接内容を確認できます。ブラウザで印刷指示すれば帳票として印刷可能です
- PDF: 印刷やファイルでの保存に適したPDF形式でダウンロードします。このままファイルとしても扱えますし、印刷することも可能です
左側のアイコンをクリックするとHTML5形式、右側のアイコンをクリックするとPDF形式です。
主要な会計帳票
以下は、会計帳簿・報告書の体系的な整理です。 それぞれ「目的」と「わかること」を対比してまとめました。
1. 仕訳日記帳 (Journal)
目的: 日々の取引を、発生順(時系列)に記録するための帳簿。 すべての取引を「借方・貸方」で仕訳して記録し、後の集計の基礎となる。
わかること:
- いつ、どんな取引があったか(発生日と内容)
- どの勘定科目が、いくら増減したか
- 取引の流れや発生順序 →「会社の日記」のような役割。
この帳票はどこかに提出するという種類のものではありませんが、取引の記録が全て出ている帳票ですから、取引記録の保存や検算に使うことができます。
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2. 総勘定元帳 (General Ledger)
目的: 仕訳日記帳の取引を勘定科目ごとにまとめ、各科目の増減と残高を明らかにする。
わかること:
- 各勘定科目(現金・売上・仕入など)の増減状況
- 各科目の期末残高(現金残高、売掛金残高など) →決算書を作るための「科目別台帳」。

総勘定元帳は、その年度に繰越、残高、取引のあった勘定科目のみが出力されます。 使われていない勘定科目については出力されません。
3. 補助元帳 (Subsidiary Ledger)
目的: 総勘定元帳の中でも特定の科目(例:売掛金、買掛金など)を、相手先や品目別などにさらに詳細化して管理する。
わかること:
- 取引先別の売掛金・買掛金残高
- 社員別の立替金や貸付金残高
- 物品ごとの在庫や仕入れ状況 →「総勘定元帳を細かく見た内訳」。

補助元帳には補助科目のみが出力されます。 補助科目のない勘定科目については出力されません。
4. 試算表 (Trial Balance)
目的: 総勘定元帳の各科目残高をまとめ、借方・貸方の合計が一致しているかを確認する。 また、経営状況を把握する中間資料として使われる。
わかること:
- 帳簿の整合性(借方・貸方の合計が一致)
- 現時点での資産・負債・収益・費用のバランス
- 損益の概算や経営の健全性 →決算前の「成績表(下書き)」。

5. 決算報告書(Financial Statements)
貸借対照表・損益計算書・製造原価報告書など
目的: 1年間の経営成績と財政状態を明らかにし、社内外(株主・金融機関・税務署など)へ報告する。
わかること:
- 貸借対照表(B/S):資産・負債・純資産の状況 →「会社の体力」
- 損益計算書(P/L):売上・費用・利益 →「会社の成績」
- 製造原価報告書:製品を作るのにかかった原価 →「コスト構造」
- 販売費及び一般管理費明細書:経費の内訳(給与・家賃・通信費など)
→1年間の総まとめ。「会社の健康診断書」。

流れまとめ(全体像)
| 帳簿 | 内容・目的 | 主な確認点 |
|---|---|---|
| 仕訳日記帳 | 日々の取引を時系列で記録 | 取引内容の正確さ |
| 総勘定元帳 | 科目ごとに集計 | 各科目の残高 |
| 補助元帳 | 相手先などの詳細内訳 | 取引先別・品目別残高 |
| 試算表 | 集計の整合性を確認 | 借貸一致・中間損益 |
| 決算報告書 | 年間の成績・財務状況を報告 | 経営状況の把握・外部報告 |