プロジェクト管理
Hieronymusにおける「プロジェクト管理」は、工事、案件、製品開発といった、特定の単位で収支を管理するための機能です。 各プロジェクトに売上や経費を紐付けることで、プロジェクト単位での損益を把握することができます。
概要
プロジェクト管理機能は、主に以下の要素で構成されています。
- プロジェクト: 管理対象となる工事や案件そのものです。
- 集計用ラベル: プロジェクトの収支を分類するための項目です。「外注費」「材料費」などのラベルを作成し、それぞれに対応する勘定科目を設定します。
- プロジェクト集計: 設定したラベルに基づいて、プロジェクトの収支を月ごとに集計・表示します。
これらの機能を使うための大まかな流れは以下のようになります。
- 集計用ラベルの作成: 会社の会計に合わせて、「外注費」「人件費」などのラベルを作成し、どの勘定科目がどのラベルに該当するかを設定します。
- プロジェクトの登録: 管理したい工事や案件をプロジェクトとして登録します。
- プロジェクトへのラベル設定: 登録したプロジェクトで、どの集計用ラベルを使うか、どの順番で表示するかを設定します。
- 伝票入力: 日々の取引を伝票入力する際に、各明細がどのプロジェクトに属するかを指定します。
- 集計確認: プロジェクト集計画面で、プロジェクトごとの収支状況を確認します。
以下で、それぞれの詳細な操作方法を説明します。
集計用ラベルの管理
まず初めに、プロジェクトの収支をどのような分類で集計したいかを定義します。これが「集計用ラベル」です。
左のメインメニューから「プロジェクト」を選択し、プロジェクト管理のトップページに移動します。画面上部にある「ラベル管理」ボタンをクリックすると、集計用ラベル管理画面が開きます。

この画面では、ラベルの作成、編集、削除、および各ラベルに紐付く勘定科目の設定を行います。
ラベルの作成と編集
画面右上の「新規作成」ボタンを押すと、ラベル作成用のモーダルウィンドウが表示されます。

「名前」と「説明」を入力して保存します。既存のラベルを編集する場合は、一覧の「編集」ボタンを押してください。
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ラベルへの勘定科目設定
作成したラベルがどの勘定科目の金額を集計するのかを設定します。
- 画面左側の一覧から設定したいラベルをクリックして選択します。
- 画面右側に、そのラベルに紐付いた勘定科目と、全勘定科目の一覧が表示されます。
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- 「全科目から選択」のリストの中から、このラベルに含めたい勘定科目にチェックを入れます。
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- チェックを入れると、その金額を「借方」で集計するか「貸方」で集計するかを選択するラジオボタンが表示されます。費用であれば「借方」、売上であれば「貸方」を選択するのが一般的です。
- 設定が完了したら、「勘定科目を保存」ボタンを押して変更を保存します。
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プロジェクトの登録
次に、管理対象となるプロジェクトを登録します。 プロジェクト管理トップページで「プロジェクト一覧」を選択すると、登録済みのプロジェクト一覧が表示されます。

「新規作成」ボタンを押すと、プロジェクトの入力画面に遷移します。
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プロジェクト名や期間、関連する顧客などの情報を入力して保存します。
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プロジェクトごとの設定
プロジェクトを登録したら、そのプロジェクトのホーム画面から個別の設定を行います。
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集計設定
「集計設定」ボタンを押すと、このプロジェクトの集計でどのラベルを使用するか、また、どの順番で表示するかを設定する画面に移動します。

- 利用可能なすべての集計用ラベル: 下段のリストから、このプロジェクトで使いたいラベルにチェックを入れます。
- このプロジェクトの集計用ラベル: 上段に、選択したラベルが表示されます。ドラッグ&ドロップで表示したい順番に並べ替えることができます。
設定が完了したら「保存」ボタンを押します。
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伝票入力との連携
プロジェクトの収支は、日々の伝票入力によって記録されます。 振替伝票の入力時、各明細行の右端にあるプロジェクト選択欄から、その取引がどのプロジェクトに関連するものかを選択します。
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ここでプロジェクトを選択すると、その明細行の金額が、指定されたプロジェクトの収支として自動的に集計されるようになります。
プロジェクト集計の確認
入力された伝票データをもとに、プロジェクトの収支状況を確認します。 プロジェクトのホーム画面で「集計表示」ボタンを押すと、プロジェクト集計画面が開きます。
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集計期間を指定すると、その期間内での収支が月ごとにラベル分類されて表形式で表示されます。また、データの推移がグラフで可視化されます。
表の一番右には「その他」という列があります。これは、プロジェクトに紐付いているものの、どの集計用ラベルにも分類されなかった費用科目の合計金額が表示されます。
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